ナカハタさんはあのナカハタさんです。
広告業界の首領です。
骨董会のスーパースターという話も聞いたことがあります。
そして、ある日のことです。
ナカハタさんから小さな小包が届いたわけですよ。
「なっ....」と心の中で仰天したきり言葉もなく
心を落ち着けるためにコーヒーを飲んでゲームを3回くらいやって
やっとその包みを開けたら、出てきたのが一冊の文庫本です(上の写真)
パラパラめくると、傍線を引いてあるところもあって、
そういえば自分が読んで面白かった本をくれるとおっしゃっていたなあと
思い出したわけです。
そして、読みました。
こっこれは面白い。無我夢中で読みきりました。
ひとことで言えば、奇想天外な筋書きの土台が
大阪城並みの立派な石垣と言いますか、
この作者は民俗学的な視点をきちんと持っていて、
膨大な資料をもとに書いたのだなあということがわかるんですよ。
そしてまた、ナカハタさんがそういう部分に線を引いてあるんですよ。
二重に面白かったですね。
あっという間に読んでしまって
慌てて続編と他の本を注文して、また読んでます。
ああ、面白い。ナカハタさん、ありがとうございます (さ)