築地にあるカウンターだけの小さな店です。
10人は無理かなというくらい狭くて、
奥のトイレに行くときは他のお客さんの背中にぶつかりながら
すり抜けてすり抜けて、てなことになります。
基本は飲み屋ですが、ランチをやっています。
このランチがなかなかお値打ちで、昔から人気があります。
定食の他には何種類かの小鉢。
卵焼き、茹でたブロッコリー、ポテトサラダなどが
カウンターに並んでいます。
これをついつい頼んでしまうんですよね。
ときどき昼からビールを頼む強者がいますが、
昼はお客さんが大勢やってきて、大混雑ですし、
諦めて帰る客もいれば並んで待つ客もいるので
あまりゆっくりされると困るなあといった雰囲気が漂っています。
夜は店のスペースに較べてメニューが豊富ですが、21時で店じまい。
早く行かないとゆっくり飲めません。それでも人気です。
こういう店って何て言うんでしょうね。
割烹というほど気取ってないし、居酒屋というには「居」が足りないというか、
ランチもせわしいし、夜も早じまいだし。
でも、築地らしい店ときかれると
真っ先にこの店を思い出すかなあ。
つい先日、ランチタイムに店の前を通りかかったんですよ。
うう〜〜〜って入りそうになりましたが
会社の用事で銀行へ行かないといけなかったんで
涙をのんであきらめました。
ああ、惜しいことをした (さ)