こんなに仲がいいはずないのだが、
おまけにこの写真だと大王より胡留さんが大きく見える。
これっておかしくないか?
なんだかだまし絵みたいな写真だ。
でも、実はこのときはちょっと肌寒くて
胡留さんもちょっとだけなら大王にひっつかれてもいいわという
気分だったらしかった。
写真を撮っても嫌がらなかったし、
おまけに大王の耳の後を舐めてあげていた。
「大王、あんた耳の後もちゃんと洗いなさいよ」と
説教しているのかもしれなかった。
こういう光景をたまに見ることがある。
今日は6月1日で、大王がうちに来たのが2年前の今日だった。
来たばかりのころは、この二匹がこんなに穏やかに暮らす日が来るとは
とても思えなかったが、
大王は少し落ち着いてきたし、胡留さんは甘えん坊になった。
そうそう、大王は呼ぶと返事をする。
いまも「大王」と呼んだら「にゃあああ」と返事をした。
自分のことを大王だと思っているに違いない (さ)