京都祇園の
都をどりは桜のころ4月に幕が開きますが
東京の新橋の
東をどりは若葉の5月です。
都も東も知らないわという人のためにちょっと書きますと
都をどりは祇園甲部の芸妓さん舞妓さんが舞を見せてくれる舞台で、
東をどりは同じく新橋の芸者さんが踊りを見せてくれます。
このような催しは花街ごとにあって
東京赤坂なら赤坂をどりが3月に、
京都の先斗町の鴨川をどりは5月に、
上七軒の北野をどりは3月から4月にかけてというふうに
時期を変え、場所を変えて行われます。
出演者にとっては日頃の芸の精進を見ていただく場ですが、
夕方まで舞台で踊って、夜はお仕事もあるわけですから
なかなか忙しそうですね。
上の写真は東銀座の高速道路のそばです。
東をどりの会場になる新橋演舞場までの道に提灯がつきました。
提灯の文字って達筆ですよね。
私なんか達筆に慣れないものですから
「東をどち」って読めてしまったりして、
「をどち」ってなんだよ、「をどち」って、違うよ、「東をどり」だよって
ひとりでボケとツッコミをやりました。
街を歩くのも気苦労がありますね、やれやれ (さ)