胡留(うる)さんは性格的にはお嬢さまなのですが、
つまり、大王のように「撫でて撫でて撫でて〜〜」とやってこないで
少し離れたところで背中を向けて
「撫でてもよくってよ」と言うような猫なのですが、
ときどき油断して写真のようなポーズになります。
お嬢さまらしからぬポーズです。
これはどうしてもお腹のあたりを触りたいぞと思いますよね。
で、触ると触っているその手を噛みます。
甘噛みですが、噛む上に後足で蹴ります。
後足は爪を切ってないので痛いよ、胡留さん。
もしかしたら「見ないで」と言っているのかもしれないけど
そりゃ無理でしょ。目の前でへそ天なんだから。
そうそう、そういえばお向かいの猫友だちのM岡さんが引っ越します。
引っ越すというか、もともとご主人の転勤で東京に来ていたので
もとのお家へお帰りにになるわけですが、
ご主人はすでに向こうにいらして、
1週間くらい前に猫三匹も飛行機で引っ越しを済ませています。
猫はコナスくんとミカちゃんとサビ。
サビはこのあたりに迷い込んで野良をやっていたのですが、
真冬の寒い時期にM岡さんのお宅でしばらく門番を続けまして
念願かなって飼ってもらえたというラッキーな猫です。
猫って飼い主を選ぶんですね。
そして、コナスくんとサビは引っ越し先ですぐに順応したそうですが
ミカちゃんは飲まず食わずのハンストを1週間続け、
今朝やっとご飯を食べるようになったそうです。
ご主人は気も狂わんばかりに心配なさって
仕事の合間に様子を見に帰ったり獣医へ連れて行ったりしたそうですが、
猫って猫ってそうなんですよ。まったくもう。
それにしても猫友だちがいなくなるのは寂しいです (さ)