冬の晴れた空は真っ青です。
夏は晴れていてもスッキリ青空になりにくいのは
湿気が邪魔をしているからですが、
そのかわり秋の気配が空からやってきます。
なんだか空がスッキリしてきたなと思うと秋なんですね。
雪の多い地方では当然ながら雲も多いわけです。
その雪も曇り空のもとでは白銀に輝くというわけにもいきませんので、
どよんとしています。
街というものがなければ天と地の区別がつきにくいんじゃないかと
思うことがあります。
山形のタクシーの運転手さんが
雪の合間にちょっと空が見えたから今日はよかったなって
言っていましたが、
ほとんど曇り空のもとで冬を過ごす人たちの方が
かえって空を見上げているのではないでしょうか。
私たちは寒いとなかなか空を見上げないので
せっかくの青空も無駄に青いみたいな気もするのですが、
その無駄に青い空を雪国におすそ分けしたいです (さ)