いただきもののクルマエビです。
うまいもんはみんないただきものなのねって話もありますが、
まあそれは置いといてですね、
エビというのはなかなか凶暴なので、生きているのは私は触れません。
大王グループの住人は平気で触れますから、うちは大丈夫ですが、
もし触れる人がいなかった場合は
おがくずごと冷凍庫に入れてしまうといいですよ。
エビの奴らは尻尾で攻撃をします。刺されると痛いです。
しかも、こうしてザルに入れておくと
血気盛んなエビは「俺はやるぜ」みたいなことで内輪揉めをするようです。
弱気なエビはザルから飛び出て洗面台の隅っこで拗ねていたりします。
こうしてエビの生きざまを考えはじめると食べられなくなるので、
なるたけエビの内部事情は無視することにしています。
このエビは大晦日の晩に七輪で焼いて食べました。
おせちの一部にするには煮るのですが、
せっかく血気盛んなエビですから焼いてしまおう、
焼けば殻ごとバリバリ食べられるし...と思ったわけですね。
焼けた足なんかもうまいもんです。
それにしても、焼いてしまうとどのエビが弱気なエビで
どのエビが強気だったのか、さっぱり区別がつきません。
動きによって区別していたので、動かなくなるとわからないんですね。
ああ、だめだ。エビの気質や人生に興味を持つと
食べられなくなるからやめろってば。
猫もそうですが、人もやっぱり動くものに興味を惹かれるんですね (さ)