胡留さん(上の写真)はお嬢さま性格です。
どういうことかというと、
大王は夜中には親父くさいボーッとした顔で
「撫でてくれんかの〜」と言いますし、
昼間は昼間で「おいらは来たよ来たよ、撫でて撫でて」ところころするのですが、
胡留さんの場合はわざわざ少し離れたところで
「撫でてもよくってよ」と言うわけなのです。
ふんふんふんって甘えてくるので撫でようとしても
30センチ離れてお尻を向けて「撫でてもいいわよ」って仰せになります。
寝るときもそうです。
胡留さん寝ましょうって声をかけても一緒に来ないくせに
しばらくするとワオーワオーって迎えに来いと呼びつけます。
もう眠いからやだ〜〜、胡留さん。
すると拗ねます。
抱っこして二階へ連れていくと、「しょうがないわね」って顔で寝てくださいます。
朝もいつもはなかなか起きてこないくせに
自分が早く起きたときはワオーワオーと飼い主を起こします。
胡留さん、朝食はさっきあげたでしょ。
そういうことじゃないみたいです。
きっとひとりで起きているのが寂しいんでしょうね。
飼い主のことを召使いだと思っておいでなのです。
ある意味それは正しい認識ではありますが。
胡留さんがうちへ来る前にお世話をしてくださっていた
避難所のボランティアの皆さん、
胡留さんがこんなお嬢さま猫だってご存じだったでしょうか。
さて、胡留さんのお嬢さま性格はそれはそれでかまわないのですが、
というか、かわいいのですが、
ときどきお嬢さまらしからぬポーズをするのはどうしたことでしょう。
つまりは、へそ天です。お腹を天井に向けて足を広げて寝ます。
上の写真も実は下半身は天井を向いています。
でもお嬢さま性格なので、へそ天写真を撮ろうとすると素早く気づいて
ちゃんと起き直ります。
へそ天写真はなかなか撮影できません。
上の写真は珍しい成功例で、下半身がへそ天なのですが
上から撮っていないので
へそ天がわかりにくいですね。残念です(さ)