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世の中は苦難に満ちていると思う。 たとえばパソコンの移行。 これは移行アシスタントが毎回フリーズするのでいまのところ中断している。 もともと手作業でやるつもりだったのに ふと移行アシスタントに興味を覚えたのが間違いだったのだ。 しかもフリーズするという苦難を面白がってしまったのが敗因で、 アップルサポートに妙に感心してしまって 興味シンシンになってしまったのがさらなる敗因だった。 どうも本筋ではないところを面白がるのが悪い癖だ。 そして新しいカメラも苦難といえば苦難だった。 いいカメラらしく多機能だ。説明書が長い、長すぎる。 持ち歩いて電車のなかで読んでいたのだが な〜んだ、読まなくても撮れるじゃんというところで挫折した。 挫折しても撮れるからかまわないと思っていたら、 同じカメラを持っている道山くんにばったり出会った。 道山くんは設定を使いやすくしてくれた。 わお〜〜、これはらくちんだ。ありがとう道山くん。 苦難は思いがけないときに解決されることもある。 さて、この10日ばかりのことだが、新たなる苦難を抱えていた。 給湯器がイカレてしまったのだ。 リモコンが勝手に電源を落としてしまう。 しかし、もう一度電源を入れればお湯は出た...というのが初期症状だった。 それからリモコンはどんどん頑固になっていった。 電源を入れ直しても、また切れてしまう。 しかし、根気よく電源を入れ直しているとあきらめてお湯を出す。 これが第二段階だった。 それから第三段階がやってきた。 「ぜ〜〜ったいにお湯は出さないぞ」という症状だ。 しかし、リモコンも人の子で(違うけど) その固い決意を忘れてときにはお湯を出した。 おっ電源が入った、いまのうちに風呂だ風呂だ。 次は末期的症状だった。 リモコンのやつが、お湯を出さないという決意をいよいよ固めてしまった。 たとえば昨日の朝だ。薬缶と寸胴の鍋で大量のお湯を沸かす。 冷たい水で洗った猫食器も人の食器も最後に沸かしたお湯で湯通しをする。 布巾も最後だけはお湯でゆすぐ。顔を洗うのもすべて沸かしたお湯だ。 いちいちお湯を沸かすので、朝出かけるまでにやたらと時間がかかった。 お湯が出ないだけで暮らしが昭和に戻った気がした。 しかし、それでもだった。 リモコン野郎はときどきボケることがあった。 私が山形へ出発する朝は、なぜかお湯が出た。 「よっぽどあんたのことが怖かったんだね」と、留守番の住人がほざいた。 うるさいわっ! さて、給湯器の修理屋は私が山形へ出発した日の夕方に 来ることになっていた。これは留守番の住人が手配してくれた。 週末まで待てなかったし、私は山形だし、 こりゃあ自分でやるしかないと思ったのだろう。 ホテルのお風呂につかりながら、私はノーテンキに考えていた。 東京に帰ったらお湯が出ているに違いない。バンザイ。 ところがであった。 留守番の住人のレポートの要点をかいつまんで書くとこういうことだった。 「修理不能と診断された。出張費3240円取られた」 すでに給湯器の症状はネットで調べてあったので 修理不能は予測していたのだが それ以外のことでググッとこみ上げるものがあった。 すでに夜だった。私は駅前の中華屋で定食を食べている最中だったが いきなり携帯を取り出して工事屋に電話をかけた。 営業時間外だが、たぶん電話くらい出るだろう。 その工事屋は新しく設置するならこっちにしようと思っていたメーカーRの請負で、 しかも少し前に我が家のコンロの部品をほぼ全取っ替えしてくれた人だった。 古い型番のコンロをどうしても使い続けたいという私の希望をきいて 日本中から部品を素早くさがしてくれた。 仕事をするならこういう人と組みたいと思うタイプだった。 わがままでうるさい客にメーカーが派遣するタイプのようにも思われた。 電話で事情を説明した。翌日の午前中に見に来てくれることになった。 苦難を理解してくれる人がいるのはたいへんうれしかった。 そして翌朝、約束の時間より早く来てくれて 修理不能の診断をし、さらにいま現在の給湯器の工事の欠陥を指摘した。 なぜか、ずっと大王がつきまとっていた。 大王はつきまとい、足にすがりつき、すりすりゴロゴロしていた。 大王は風呂フェチなので工事の人が救世主に見えたのだろう。 すがりつく大王をまったく気にせずに工事屋は言った。 「最初につけた位置が下過ぎます。 地面から60センチは離さないと熱がこもって傷みが早いです」 しかし、すでに今のが下についちゃってますから位置は変えられませんよね? 「そこで、こういうものをつけて熱を上または下に逃がしましょう」 へいへい、もう何でもお願いします。 こうして給湯器本体が決まり、工事方法が決まり その場で見積が出て、在庫確認にとりかかってくれた。 幸い在庫があったので、ああ、やっと今日、 記念すべき2015年1月17日土曜日の今日、我が家はお湯が出る。 まだ未来形だし、工事は2時間か3時間かかるらしいけど 夕方にはお湯が出るだろう。やっと昭和の暮らしから抜け出せる。 遅れてきた21世紀だ。お湯が出るってこんなに凄い。 そう思うとうれしくなって、さようなら昭和のお祝いに マグロとササミを買って帰って、胡留さんと大王に食べさせた(さ)
by malt-yu
| 2015-01-17 02:01
| 苦難
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