皇帝ダリア(上の写真)は背丈が4メートルにもなるので
花の写真を撮ると、青空が背景になる。
大きくてかっこいい花だ…というよりも、
この大きさがあるからかっこいい花だ。
皇帝ダリアは夜が長くならないと咲こうとしないので
蕾がふくらむのが11月になってからだと思う。
上の写真は12月1日に撮った。ちょうど見頃だ。
ところが、この連中は霜に弱く、霜に当たると枯れてしまう。
いま現在が下の写真のようになっている。
まだたくさんの蕾を残しているのに
葉は縮れて黒くなり、花も蕾もしおれている。
茎はぐんにゃりと下を向いている。
先日、最低気温が2℃という日があったらしいので
たぶんそのときにやられたのだと思う。
皇帝ダリアは近所の植木屋の庭に咲くので
毎年毎年ながめているのだが
こんな大きな植物が寒さの一撃で滅亡するってすごいなあと
毎年飽きずにそう思う。
しかし、枯れても根は残っているので翌年にはまた4メートルになり
また、うわ〜〜と見上げては写真を撮り、
枯れた姿に諸行無常と唱えている(さ)