山椒というのはあると便利なものです。
花山椒なんてのは高くて買えないですが、
実山椒は年にいっぺんくらい買って、
茹でて塩水に漬けておくとかですね、
すぐに使うのは茹でて塩をまぶしてタッパーにしまっておくとか、
醤油で煮て佃煮みたいにしておくとか、
そういうのがあると便利なんです。
出汁を取った昆布を、
今日は時間があるから佃煮にしておくかなんてときに
山椒の実を入れるとうまいんですよね。
山椒がないときは梅干し入れますが、山椒がうまいです。
で、去年のがあるんですよ。
なので、今年はつくらない決心をしていました。
そもそも面倒なんですよね、軸を取るのが。
あのみみっちい小さな実を、ひと粒ひと粒指でつまんで軸からはずすんです。
ああ、もうやだやだ。誰だよ、こんなん買いやがったのはって
我と我が身を呪いながらやるんですが、
幸い今年はそんなことしなくても大丈夫と思っていました。
「丹波」とか「山椒」とかいう文字を見ないようにして
ともかく6月の終わりになりまして、
ああ、もう大丈夫だぞ、山椒なんてもうどこにも売ってないぞと
安心していました。
ところがっ...
6月の末に八戸まで行って、三陸をまわって帰って来たのですが、
悪いことに久慈の道の駅で売っていたのです、山椒の実を。
幸いなことに小さな袋が3つだけです。
それを全部買いました。
帰って早速に山椒の軸取りです。
誰がこんなの買ったんだよって...
でも、指の先まで山椒の匂いがしみ込んで
しばらくはいい気分でした。
下がその軸の部分ですが、これも何かに使えないかって
いつも捨てる前にしばらく眺めてしまいます(さ)
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