最後の病院通いが日曜日でした。
胡留(うる)さんはめでたく無罪放免、卒業となったわけですが
その前の一週間は素晴らしい食欲だったのに
なぜか卒業の日から食欲が落ち、しかも片目の瞬膜の反応も少々鈍いという
ありさまでした。その目はもともと涙目だった方の目です。
いまは涙目は治っているのですが、こんどは瞬膜が...うう〜
DB先生は言います。
「瞬膜の異常は体調が落ちてるんです。ウイルスは粘膜で繁殖しますから」
なのに卒業させていいんでしょうか...と、飼い主は心配ですが
これ以上通ってもやることがないのはわかります。
食欲が落ちたのは、たぶんマグロに飽きたせいですね。
胡留さんは好きとなると、それしか食べないとばかり一心不乱に食べ続け、
食べ続けると飽きるという悪い癖があります。
お恥ずかしい話ですが、11月に胡留さんが来ていまは5月。
この間で12回DB先生のところに行っています。
DB先生にとっては、猫よりも心配性の飼い主の方が
手がかかるのかもしれません。
それでもまあ、胡留さんはちょっと弱い子かもという程度の認識は
していただいたようで、
膀胱炎などもあって平均値よりちょっと高い腎臓の数値のために
半年に一度の血液検査をすることになりました。
ワクチンが9月なので、春秋ということになりますね。
ところで、瞬膜の話に戻りますが
だいぶ以前に死んだ愚猫の瞬膜がある晩おかしくなったことがあります。
先に帰宅したもうひとりの飼い主が発見しまして
大慌てでDB先生に電話したそうです。
たいへんです、黒兵衛の目がロンパリになりましたっ!
「はあ???」
てなことでいろいろ説明したら、DB先生は連れて来なくていいと言ったそうです。
愚猫はアトピーで先生にさんざんお世話になっていますから
愚猫の愚猫たる由縁もご存じだったようで
「何かにぶつけたんですよ、すぐ治ります」
本当にすぐ治りましたよ、ええ。
でもね、愚猫の場合は「何かにぶつけた」で
胡留さんの場合は「体調が落ちている」と判断する基準は何なんでしょうか。
カルテに「愚猫」とか書いてあるんでしょうか。
このように、DB先生には猫の個性をご理解いただくのも大事と思うので、
用がなくても四季折々にご挨拶に行きますか、胡留さん。
え、嫌ですか?(さ)