駅近くの植木畑にいっぱいフキノトウが生えます。
針金の囲いがあるので中には入れませんが
手の届くところにいくつもあるんです。
そうなると興味がわきます。
スーパーで買うのではない、山里から買うのでもない、
ご近所のフキノトウってどんな味??
手近なあたりから10個ばかり盗みましたね、私は。
去年は新潟のフキノトウを大量に買いまして、うまかったですが
さて駅前のフキノトウは...
まずは長めに茹でました。
なんとはなしにアクが強いのではないかと思ったんですね。
茹でてすぐに破片をちょっと食べてみたら
きゃあ〜、ホントにアクが強いです。
水にさらしました。ときどき水を取り替えながら夕方まで。
でもまだかなりなもんでした。
結局翌日の昼近くまで水にさらして、
クルミと味噌が少し多めの蕗味噌にしましたが
ご近所のフキノトウはなかなか強敵でした。
スーパーで買うフキノトウはさっぱりし過ぎていて
ちょっと物足りないと思っていましたが
ご近所のはあまりにも強敵でしたよ。
やはり山から買うのがいいのかもしれないですね。
自分で取りに行ければいいですが、それはなかなかむづかしく、
でも大昔に福島から友人の車で雪の積もった山を越えて米沢に抜けたときに
その山の雪のなかから顔を出していたフキノトウが
いまでも忘れられないんですね。
まったくロマンチックなものではなく、
ただ単にですね、
あいつを取って食ってみたかったなあということなんですけどね(さ)