清水の魚としさんからハエタローにナマリブシが届いた。
ハエタローは火曜日にちょっとしたピンチに陥り
何も食べずにぐたっとしていたので急遽医者に連れて行ったのだが
リンゲルにビタミンに強壮剤に栄養剤、はてはインターフェロンまで投与して
その夜は食欲が大復活した。
しかし喜びも束の間で、翌日はまたガタッと低調になっていたが
三日めくらいからはまあそれなりに落ち着いてきたし、
生命活動を維持するくらいはなんとか食べるようになったし
散歩に行く元気もある。
まったく、やれやれであった。
ハエタローの主治医のDB先生のところの黒猫も歯肉炎で
ステロイドの周期がハエタローと同じくらい。
厄介なのは、ステロイドが切れると結膜炎を起こすそうで
その結膜炎に困ってインターフェロンを少しだけ使っているそうだ。
ステロイド仲間兼インターフェロン仲間というわけで
DB先生もハエタローには親近感をおぼえるらしく
診察室に入っていくと、私ではなくハエタローに挨拶をしている。
まあ、いいですけど。
さて、ところで
スーパーで売っているナマリブシと魚としさんのナマリブシの
どこが違うかというと、
魚としさんのナマリブシは燻してあっていい匂いがする。
近所でもナマリブシは買えるけれど単に茹でてあるだけだ。
この違いは大きい。
茹でただけのナマリブシだとどうも食べる気がしないのだが、
魚としさんのナマリブシは食べたくなる。
現に今日もハエタローのナマリブシを少々いただいて
晩飯のおかずに煮てしまったくらいだ。
ハエタローはナマリブシを食べる時期は茹でたナマリブシも食べるけれど
歯肉炎のせいで食べるものに関しては飽きっぽい、というか
食べる意欲が通常の10倍くらいないと食べるという重労働に立ち向かえないので
ときどき目先を変えてやらないと意欲が希薄になってしまう。
要するに、ハエタローの食べものに関しては
毎日が「祭りだわっしょい」でなければならないのだ(面倒だ)
あれほどわっしょいだった茹でタラを食べなくなって
踊る阿呆だったシラス干しよりもナマリブシがヨイサーになり
その間に太刀魚を焼いたりレバーを茹でたりしたが食べない。
カニかまもどうも近ごろは食べないなと思ったら
スープ系のキャットフードがラッセラッセになった。
これもいろいろ種類を用意しないと飽きてしまう。
そうこうしているうちに、またタラのわっしょいに戻ってしまった。
いまはタラとナマリブシとスープ系フードがよいやさ〜だ。
そういえば医者に行ったご褒美のカニ(本物)も
食べないことがあるな、あのニャロメは。
そんな厄介なハエタローのために、
本当にありがとうございます、魚としさん(さ)