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会津の旅二日め、5月3日は午前6時何分かに目が覚めて そのまま起きてしまった。 秘湯会とともに会津の旅二日めだ。 さっそく風呂へ行く。混浴の露天の写真を撮るチャンスだ。 いまなら誰もいないだろう(と、思った) この露天の女性専用タイムは19時−21時。 真っ暗で写真どころではなかった。 しかし、こういう場合も侵入というのだろうか。 混浴だから入る権利はある、入りたいかどうかはともかくとして。 とはいえカメラ持参で入るときは無人であってもらいたい。 どれどれ、やれやれ、誰もいない。写真を撮った ↑ それからあたりを散歩した。 山から流れてくる水が本当にキレイで透明でうまそうだ ↑ クレソンがぎっしり生えている。ワサビの花も見える。 ああ、この庭が欲しい... 敷地ではなく水と土が欲しいのだ。東京では無理な相談だけど。 木の橋の向こうに農家が見える。桜がある。 宿の犬は首輪抜けの名人で脱走犬と呼ばれている。 どこへ散歩に行くのだろう。 このあたりは民家も少ないが、どこかに友だちが飼われているのか?? 宿の朝食 ↑ 宿の壁にあった西尾まりちゃんのサインと写真 ↓ 計算すると8年前のだった。 さて、我々の計画では二日めのこの日、 西山温泉のもっと山を登ったところにある町営の温泉施設「せいざん荘」で さらに温泉につかってそこからタクシーを呼び(11km離れた会津柳津から来るのだ) 三島町の「どんぐり」で酒を飲んで夕刻に宮下温泉に入ることになっていた。 「滝の湯」から「せいざん荘」は山道だが1kmかそこらだ。歩ける距離だ。 滝の湯の女将さんの犬の散歩コースだという。 しかし、宿のご主人がクルマで送ってくれた。 交通手段がないと、こうして至るところで誰かに迷惑をかける。 迷惑をかけながら到着した「せいざん荘」は広々と清潔で気持ちよく 山に抱かれた広い露天風呂の心地よさがなんともいえない。 せいざん荘:http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/seizanso/seizanso.htm 露天には地元の若い女の子がふたり入っていた。 そのひとりが言う。 「いまあそこに咲いている白い花はコブシだけど...」 ふんふん、私は盗み聞きをしている。 「ヤマボウシが白い花をつける頃がここは本当にキレイ」 なるほど。その頃に来たいけど無理だなあ。 湯上がりに会津柳津のタクシー会社に電話をした。 メーターの料金+1000円でここまで迎えにきてくれるという。 もうもうぜひぜひお願いします。 「道の駅三島宿」で地鶏と山菜を見たいので その待機料金もしっかりとふんだくってくださいね。 地鶏と山菜を買った。クール便で送ってもらう手配もした。 その他の物産も見た。桐が名産だ。桐下駄。茶筒のような細工物、まな板。 おおっまな板が軽い。これなら落としても骨折はしない。 買いたかったが、ここからまな板を抱いて帰るのはイヤだった。 それよりもなによりタクシーを待たせている。早く乗りなさい。 それもそうだ。 道の駅みしま宿Twitter:https://twitter.com/mishimajuku 桐の里三島町:http://www.town.mishima.fukushima.jp/index.html なんとか山の居酒屋兼カフェ「どんぐり」に到着 ↑ タクシー代が思ったより安い。少し余分に払わせていただいた。 時間を見ればもう正午で、「どんぐり」にはお客が何人もいる。 まずはビールだ。これを飲みたくて水もお茶も飲まずに じっと我慢してきたのだが 店の奥さんが出してくれたお茶をひと口飲んでしまった。 ああ、しまった。しかし水分を我慢した挙げ句のビールはうまい。 あとは注文しなくても何か出てくる。 ご主人が山菜を見せに来る。 今年の山菜は遅い。西山温泉でもそうだと言っていた。 道の駅のような店なら広範囲から物産が届くが それでもコゴミとタラの芽が少々、 あとは葉ワサビに名前を知らない葉ものが2種くらいだった。 ワラビがない。ミズもない。コシアブラもない。 広範囲からかき集めてこれだから 「どんぐり」のご主人が山から取ってきたひとつかみの山菜は貴重だ。 小さなウドと葉ワサビとヤマブキショーマ。 それを食べさせてもらった。味噌で、お浸しで、テンプラで。 ヤマブキショーマは私にとっては山菜というより山野草だが そうか、それを食べるのですね、はい、うまいです。 瓶ごと出てきた地酒を飲み、ぐずぐずと3時間もいた。 蕎麦もうまかった。普通のつゆと地鶏のつゆが出てきた。 地鶏のつゆはスープがわりに飲んでしまった。素晴らしくうまかった。 だいたいここで酒を飲みたくて宮下温泉に来るのだ、私は。 会津地鶏の塩焼き、天然のエノキ茸。山のご馳走だ。 そして帰りはご主人が宿まで送ってくれるのだ。 そうしないと帰る方法がないのだ。 地図では2kmくらいの山道なのでいっぺん歩いてみてもとは思うが、 なにしろ帰りは酔っ払っているし。 会津地鶏みしまや:http://www.aizujidori-mishimaya.com/ 三島町観光協会facebook:https://www.facebook.com/okuaizu.mishima 三島町観光協会Twitter:https://twitter.com/karancoron23 そしてここがいつもの宿「栄光館」 ローカル駅にある温泉の一軒宿としてはとても洗練されている。 2階の窓から見えるこの風景 ↓ が私はとても好きだ(建物は女湯) そして、ここでも桜は花数が少なかった。 蕾を鳥が食べたのだ。 桜の蕾でこの冬を生き延びた鳥か、 東京ではあまり聞かない鳥の声がたくさん聞こえていた(さ) 三島町観光協会:http://www.mishima-kankou.net/
by malt-yu
| 2013-05-07 00:02
| ゆ(温泉)
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Comments(1)
Commented
by
FUKAKEY at 2013-05-08 08:49
なんて良い~御宿なのでしょう~
子供には良さがわからんだろうなあ~と横っちょでバカ笑いしている息子を見て、私が行ける日はもう何年か先だなあ~と思いましたよ。 クレソンと、猫の葉が生える庭が私も欲しいです。
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