写真は大文字草と小さなセキショウを富士山の熔岩にひっつけたもので
こういうもの全般を「石付け」と呼ぶらしい。
粘土質の土をつかってひっつけるわけなのでが
その土の量が少ないので大きく育たない。
育たないけれど、大文字草などはこうやって石にひっつくのが好きらしく
枯れることもない。
かえって庭に植えたものより長く生きている。
庭に植えると夏の暑さに負けてしまうのだ。
この夏は暑くてじとじとした日が続くなあと思うと枯れている。
鉢に日向砂を入れて植えたものやこうして石付けにしたものは枯れない。
そんなことから想像するに、
大文字草は水が好きなくせに水はけがよくないと嫌なのだと思う。
石付けをつくってみたり
親指くらいの小さな鉢に小さな植物を植えてみたりするのは
なかなか楽しいことなのだが
土の量が少ないほど頻繁に水をやらねばならないので
何日も家を空けられない。
私のつくったちまちまをかわいいと言って持ち帰った人は
だいたいそれで枯らしている。
こちらに預けてくれれば水くらいやっておくのだが
犬や猫と違って植物は生き物という認識が薄いようだ。
私のところはペットシッターに水やりを頼むのだけれど
これまたやたらと水をやればいいというわけではないので
そこんとこがむづかしい。
犬も猫も植物もやっぱり飼い主がちゃんと見ていないとダメなのね(さ)