月見草といえば子供のころにお隣の庭にたくさん植えてあって
日暮れになるとぽわんぽわんと黄色い花が咲いて、
その花影から大きな蛾がビュッと飛んだ。
月見草はそういうものだとおもっていたので
あれは月見草ではなくオオマツヨイグサだといわれるとちょっと困る。
では本家家元の月見草はなにかというと
メキシコ産のピンクの花だったりするからよけいに困る。
写真の花は昼咲き月見草で、月見草のくせに昼間に咲く。
昼に咲くのなら月見草と名乗らないでもらいたい。
アサガオの一族は几帳面にもアサガオ、ヒルガオ、ヨルガオと
咲いている時間が名前になっているが
こういうのを見習ってもらいたいなあと思っていたら
今日は明るいうちから月が出ていた。
そうか、月も明るいうちに出るのだから
月見草が昼に咲いてもいいのか...(さ)