上の写真の冷やし中華は私が「今年はじめて食べた冷やし中華」だが
同時に「世界一まずいナルトが乗った冷やし中華」でもある。
冷やし中華本体は普通といえるのだが、具のナルトがまずいのだ。
この赤いくるくる模様に騙されて真っ先に食べるとさらにまずい。
ますい上にもまずい。
ともかくスカスカで紙を食べているような心地がする。
それでも食べるタイミングをなるたけ遅らせた方が
まだしも食べ物のような味がする。
ラーメンにも同じナルトが乗っているが、
ラーメンに乗っている場合は、そのまずさがだいぶ改善されている。
かなり以前からこのナルトのまずさには気づいていたのだが
なぜここまでまずいのかという理由に確信が持てなかった。
もともとスカスカまずいナルトなら
ラーメンのときに多少なりとも改善されるはずがないからだ。
しかしもう発表してもいいと思う。
私はこのまずいナルトをずいぶん食べたし今年も食べるだろうし。
我思うに、これはきっと冷凍してあったナルトだな。
冷凍でスカスカになったナルトだな。
冷凍と解凍を何度かやらかして水分が抜け、多孔質になったナルトだな。
冷やし中華の場合は写真のようにただ乗ってくるだけなので
もろスカスカで、
食べるタイミングが遅いとやや改善されるような気がするのは
まわりの水分を吸収するからだろうか。
このナルトが冷やし中華よりラーメンに乗っている方がマシというのも
汁であたためられつつ汁を吸収するからだ。
そんなことを考えながら、ナルトのまずさの確認のために
今年はじめての記念すべき冷やし中華を
このまずいナルト入りの冷やし中華にしてしまったのだ(さ)