そして畑はこうなりました。
ひとつ下の記事の雑草ボーボーの写真と較べていただきたいです。
わずか5坪かそこらの畑ですが
草をボーボーに生やすとひどい目に遭いますね。
たった3週間さぼっただけなのに。
煙草ですか、吸いました。
泥がこびりついた軍手を脱いで
その下の、指先に汗がたまっているビニールの手袋を脱いで
シャツやジーパンにさらに泥をつけながら吸いました。
吸ってから残りの草を抜いてざっと鍬で浅く掘り返して
要するにまだ残っている雑草があったら
根っこをひっくり返して枯らしてやろうという考えです。
作物を植えるために耕すのとは違います。
非常にざっとしたもんです。
家に帰って飯を食って、
どうにも腰のあたりに疲労がたまっているので風呂に入り
1時間だけ昼寝をしたらスッキリしました。
わずか3時間の労働ですが年齢を感じます。
日ごろ肉体労働も運動もしていないのがいかんです。
上の写真は、それから紐でラインをつくって
肥料を入れるための畝を立て、
その真ん中に溝を掘って鶏糞と油かすと腐葉土を入れて
土をかぶせたところです。
これも実はインチキで、本当は肥料を入れるだけならば畝を立てる必要はなく、
平地に畝を仮想して真ん中に溝を掘ればいいんです。
その後2週間して耕して畝を立てます。
なのですが、この場合はあくまでも他人の目をごまかすためで
「畑仕事をちゃんとやっているぞ」というアピールですから
立てなくてもいいものを立てちゃったんですね。
まあ、家を建てるわけじゃなし、畝くらい簡単に立ってくれます。
幸いに畝は横倒しにはならないです。
雑草を見ると好窒素性のものが多かったですが
そのわりに土が硬くてミミズがいませんでした。
有機の土壌ではなかったです。
区民農園は2年ごとの抽選なので、どんな土の畑に当たるか
運不運があります。
先住民がさんざん化学肥料を使った畑の土は硬いです。
こんな畑には堆肥とか腐葉土とか、
肥料としての効果は薄いけれど土壌を改良するものがたくさん必要です。
腐葉土を3mの溝に対して1袋入れましたが
本気でやろうとすると足りないと思います。
鶏糞はそうですね、たぶん必要量の倍くらい入れました。
この畑の責任者である秘湯会がこのところ畑活動をあまりしていないので
(確かに暑すぎましたが)
しばらく放置しても肥料効果が残るように多めにしたわけなのですが
結局のところ雑草をまた肥やすことになるとイヤだな〜と思っとります。
ああ、そうだ。苦土石灰を撒かなくちゃ。
カヤツリグサなんぞが生えていたので酸性が強いのではないでしょうか。
雑草は厄介ですが、いろんなことを教えてくれます。
雑草図鑑、下の写真左がアオビユ(たぶん)、右がコニシキソウです(さ)