栃木県で趣味の農園をやっている人から青菜をたくさんいただいた。
「栃木県の」人ではない。
東京在住で、畑が栃木県にあるのだ。
わざわざクルマで栃木県まで野菜の世話をしに行くのだ。
えらいことだ。
いただいた野菜は4種類。
菜の花、青梗菜、あと名前のわからないのが2種類。
持って帰ってすぐに茹でた。少し固めに茹でて保存するのだが
保存もなにもすでに一部は卵とじになって腹中におさまっている。
なかなかうまい。おかわりをつくろうとしたが勿体ないのでやめた。
野菜をつくるアマチュアのなかには
プロもかなわないうまい野菜をつくる人がいる。
プロに言わせれば、アマチュアは金に糸目をつけないからだという。
土づくりに金をかけ、惜しげもなく有機肥料を注ぎ込むようなことは
プロにはできない。
虫に半分かた食われてもいいやと無農薬にすることもプロだとむづかしい。
アマチュアには生活がかかっていないという最大の強みがあるのだ。
そんなわけで、いただいた青菜はうまい。
写真は菜の花で、まだ細く可憐なのが1本だけ混じっていたので
茹でずにコップに差して台所にかざってある。
ツボミからのぞく黄色がなんともかわいい(さ)