煙草を吸える場所がなくて進退きわまることがある。
今夜の選択肢は、近くのルノアール、その先の公園のベンチ、
そっちとは逆の方向のプロント(カフェ...ですかね?)、この三択だった。
夜だったが公園のベンチが妥当かと思った。
しかし近くの会社から残業が終わった知り合いが出てきたりしたら挨拶に困る。
あなたを待ってたわけじゃありません(当然だ)
怪しいものではありません(わかっとる)
ど〜も、こんばんは(なにをしとる)
どんな挨拶をしても「ここで何をしとるんじゃ」という疑問を
相手は抱くに違いない。
ど〜も、こんばんは、煙草吸ってます
この三言を早口でまくしたてたらどうだろう...
しかし、それに成功しても「なぜここで」という疑問は残る。
結局のところ、私本体は怪しくなくても
暗い公園の寒いベンチに座るという行為がかなり怪しいのだ。
しかしなんとなくだがルノアールの気分でもなかった。
プロントに入ってみた。
夜はキャッシュオンではないようだった。
ソーダ割りをがぶがぶと水のように飲んでおかわりをし、
二杯めは少しゆっくり飲んで煙草を2本吸い
本を数ページ読んで30分弱滞在して
1000円ちょっと払って店を出て、駅まで歩いた。
奇妙な道草ではあったな(さ)