週末になると秘湯会の区民農園から茄子とキュウリがやってくる。
キュウリは少し巨大になりかけている。
こいつらをともかく食べられるものに化かさねばならないので
起き抜けに昆布と煮干しを水に漬ける。
夕方にはその出汁に干し貝柱をオマジナイ程度に入れて茄子を煮る。
ヘタを取って縦に筋目を入れてまるごと煮る。
薄口醤油で味をつける。
煮上がったらさまして、タッパーで冷蔵庫にしまう。
これは寝かせてよく冷えたのがうまいので翌日に食べる。
巨大キュウリはだんだらに皮をむいて
縦割りにしてサナゴを取ってしまって、ワカメと茗荷と一緒に
二杯酢に漬ける。要するにキュウリ揉みというやつだが
パリパリと歯ごたえがいい。
残ったキュウリは、やはり縦割りでサナゴを取ってからさらに細く切って
手でバキバキと短く折ってお酢と醤油と胡麻油とラー油に漬けてみた。
巨大キュウリはそれでも1本余っている。
ついに意を屈して炒め物もつくった。
セロリ、ピーマン、キュウリ、お愛想にもらいもののハムと
パリパリに焼いた油揚げを入れて
オイスターソースと醤油と聖子ちゃんのタバスコ醤油で味をつけた。
キュウリに火を通すようになったらおしまいだぜ...と思いつつ
けっこううまいことを発見した。
トマトはトマトソースにするほどの収穫がなかったので
冷やしトマトでさっぱりと消滅した。
炒めもの以外はすべからく保存食にもなる。
野菜と戦った成果が冷蔵庫のタッパーに保存されている。
今夜はとっとと帰宅して、残りものの茄子とキュウリと
これも作り置きの肉じゃがを食べて家で調べものをしている(さ)