ライブの事務局をやっていると
申し込みのお名前を見ただけで緊張することがあります。
たとえば上のお名前です。
ひえ〜〜、ほんまですか....
ほんまに来るんですか、いやっ、お見えになるんですか...
上のお名前のかたは、お申し込みが11時34分、
チケット代振り込みのご案内を出したのが12時27分、
13時半に銀行で入金をチェックしたときには早くもチケット代が振り込まれていました。
光速なみのスピードです。
この最速記録は破られることはないと思います。
振り込みが遅くて事務を滞らせる若者らに爪の垢を飲ませたいです。
それから、下のお名前のかたです。
ライブにおいでになるみなさん、ご期待ください。
下のお名前のかたは、おそらく会場でいちばん目立っているはずです。
ハンパじゃないっす。靴などもぜひご注目ください。
たまに私は目が離せなくなることがあります。
絵画は視線によってすり減るという説がかつてありましたが
このかたがもし絵画であったならば
もはや痕跡も残さず消滅しているはずです。
さて、緊張もあれば弛緩もあります。
申し込みのフォームにご自分の携帯の電話番号を
「090-◯◯◯」までしか書いてなかった人。
あのフォームは記入が面倒と思うのですが
それにしても、ここで力尽きたんだな〜と、親近感に顔がゆるみます。
ごく稀にですが、メールアドレスを書き間違えるかたがいて
そんなときの非常手段は電話になります。
電話番号は書いておいてくださる方が安全と思います。
それから、郵便番号が全角で住所の番地が半角の英数字というのもあります。
むっ、この和洋折衷は何を意味するのだろう。
頭でっかちな見た目のバランスにこれも顔がゆるむ原因になります。
そうそう、住所を書くのをお忘れになったかたもいました、そういえば。
ぽっかり空いた空白部分が寂しげでした。
Tokyo Copywriters' Street ライブ4 は1枚も招待券を発行しない、
スタッフ席も用意しないというライブなので
チケット事務を行うのは気力が必要です。
なにしろタダで執筆してくださったかた、出演者のマネージャー、
ゲスト出演のかたがたからもチケット代をふんだくるのですから。
そんなとき、こういう緊張と弛緩は心地よかったりします(さ)
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