カリカリベーコンを作っていたら新聞紙が足りなくなった。
隣近所にお願いできる時間ではない。
チャリで走った。夜中のコンビニ作戦だった。
コンビニには英字新聞しかなかった。
英語であろうとかまわないが、通常の半分しか紙の量がない。
しかも一部250円もする。
ないよりマシかと一部だけ買った。
お金を払って帰り際にふとレジの脇を見ると
新聞紙が束ねてあった。
痛烈に欲しいと思った。
あれはこれから売り出す新聞紙でしょうか。
たずねてみたらそうではなかった。
要するに、日付が変わったいまとなっては用なしの新聞紙だ。
しかし、カリカリベーコンに日付は関係ない。
買いたいと申し出た。
コンビニのお兄ちゃんはイヤな顔もせずに
束ねた紐を鋏で切って、古新聞を売ってくれた。
一部130円だった。
めでたく新聞紙が手に入り、カリカリベーコンを続行中である(さ)