完熟トマトを大量に入手したのでトマトソースをつくってみた。
熱湯につけて皮をむく。刻む。ボウルに入れる。
また皮をむく、刻む、ボウルに入れる。
皮をむく、刻む...を繰り返し
玉葱を透き通るまで炒めた上に
大きなボール一杯の刻んだトマトとその汁を入れて
あとはただ煮るだけだが、
量があった上に水分たっぷりのトマトだったので
けっこう時間がかかった。
しかしこのトマトソースは心強い味方だ。
甘すぎない。さわやかな酸味がある。
これは完成品ではなく、トマトソースというよりトマトベースなので
水分を残してゆるめに煮てある。
挽肉でミートソースにしてもいいし
何はなくともハムとピーマンくらい入れて煮れば
簡単なパスタのソースになるわけだし
そういえば豆がたくさんあるから洋風の煮豆をつくってもいい。
ひと晩水に浸けてもどした豆を茹でて
鶏のスープで柔らかくなるまで煮て
このトマトベースを足せばいいいわけだし。
しかし、暑い時期に何時間もかかる煮物は家中が暑くなる。
なんだか省エネに逆行しているような気がしないでもない。
今日はトマトを煮ている間に庭に水も撒いた。
植木屋3号がうちの庭は水はけが良すぎると教えてくれたので
たまに水を撒くことにしたわけだ。
プロは「水撒き三年」という。
ちゃんと水が撒けるようになるのに3年の修行が必要なのだ。
私はまだまだ修行中の身だが
毎日水を撒いてはいけないことは理解している。
回数はなるたけ減らす。
そのかわり一度に大量の水を撒く。たっぷり雨が降ったくらい。
通路のような狭い庭にざっと撒いても30分かかる。
今日は徹底的に土にしみ込ませるつもりだったので
あちこちのポイントにホースを固定してしばらく放っておく方式で
3時間ほど水を出しっぱなしだった。
ますます省エネに逆行している(さ)