キヌサヤはうまい。キヌサヤは甘い。
シャキシャキと歯ごたえもあってそのくせ柔らかい。
キヌサヤはいい女だ、という気がする。
昨日は秘湯会の区民農園(わずか5坪)で
ザルいっぱいのキヌサヤがとれた。
舞台やらドラマやら両親の介護やらで忙しくしていた友人が
久しぶりに遊びにきたので
キヌサヤいっぱいのサラダをつくった。
キヌサヤと、エンダイブと赤と黄色のパプリカにアスパラガス。
落とし卵とパルミジャーノチーズのサラダ。
さまざまな野菜と混じっても
畑から収穫してすぐに茹でたキヌサヤは格別うまかった。
魚としからカツオのタタキが届いていた。
トリ貝の刺身もあった。
電話をしたらK俣さんもやってきて小宴会になった。
みんなでキヌサヤをほめたたえ、
みんなでたくさんキヌサヤを食べた。
しまいにキヌサヤご飯までつくってしまったが
これは菜種飯にキヌサヤを入れただけのもので
具は炒り卵と茹でて刻んだキヌサヤだ。
菜種飯は水と塩で炊くけれど、
今回はキヌサヤが入るので出汁に塩味をつけて炊いてみた。
ご飯が炊きあがってから卵とキヌサヤを混ぜると
黄色と緑が本当に菜の花のように春らしくキレイで
女子がうまいうまいと大量に食べては
またしてもキヌサヤを摂取していたのだった(さ)