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Tokyo Copywriters' Street ライブ(58)
山本高史(58) Tokyo Copywriters' Street(52) ハエタロー(52) 猫(50) 秘湯会(46) その他(44) モルト(39) モルトクラブ(39) ラジオ(35) 温泉(27) バー(22) 黒部への道(21) 畑(20) TCC(17) Tokyo Copywriters' Street ライブ4(14) 植物(14) 市川準(13) 上田浩和(13) 山崎(12) ネームカード
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![]() むかしはひたすら蕗味噌にしていたフキノトウですが 今年はこまかく刻んでただ煮るだけで食べています。 佃煮とまではいかず、ビショビショに仕上げます。 ただ、アクの強いものですから その前にまるごと茹でて水にさらすなどしないといけなくて さらに蕗味噌ならば茹で上がりの色が悪くてもいいのですが ただ煮るだけだとやはり仕上がりの色をキレイにしたいので ちょっと気を使います。 フキノトウって煮立ったお湯に放り込んだときに イッキにまんべんなく火が通らないと黒い部分ができるんですよね。 で、まあうまくいくとこのように写真など撮ってしまうわけですね。 本当に面倒なヤツですが、うまいです。 こうして緑に茹でても煮ているうちに黄色っぽくなりますが それでもそれでも、茹でムラの黒い部分がないのがうれしかったりします(さ) ![]() 日曜日にはたらきました。 正午近くにランダムハウスへ行きまして それから20時頃に神宮前の制作会社に場所を移し、今朝の6時ころまで。 手伝ってもらった庄司輝秋は死ぬかわりに 夜の弁当をふたつ食べました。中華弁当とステーキ弁当です。 つきあってくださったプロデューサーのT成さんは 今日の人間ドックをキャンセルしたようでした。 検便まで用意していたというのがお気の毒です。 大クリエイティブディレクターS木さんは 前の晩も寝ていないとおっしゃっていました。 さすが不死身の人です。 私はわりと元気です。前の晩はそこそこ寝ていますから。 帰ってきてちょっと寝て、 10時半頃起きてパソコンに向かってます。 上の写真は庄司輝秋とデモ版のナレーションを読んでもらった地曳豪くん(さ) ![]() テープとテープがひっついて再生不能になった古い6ミリテープを 思い切って大処分して、それらを収納していたロッカーも処分した。 つくりつけのテープ棚にかなり隙間が空いた。 部屋そのものも広々とした。これが近ごろの私の会社だ。 そこにカウンターテーブルを置いた。 酒でも飲めるようにしようという魂胆だ。 椅子はまだだが立ち飲みならできる。 カウンターテーブルは木曜日にやってきた。 その日の夕方に酒を買い、金曜日に豆やらチョコレートやらを買った。 その晩、早くも客が来た。 来たというよりも私がひっぱってきたのだ。 もともと近所で一緒に飲んでいた蛭田くんにう〜。 蛭田くんを呼び出そうとして呼び出されてしまった安藤さん。 来ませんかとメールを書いたら本当に来てくれた門田さん。 店の看板まで飲んで、ランダムハウスにひっぱってきた。 バー開きにふさわしい豪華な顔ぶれだといえる。 バーとしての幸先に恵まれたといえる。 台所が不備なので調理するものは出来ないので お腹が空いたら宅配ピザか 近所の午前4時までやっているラーメン屋へ出向いていただくしかないが これもまあ考えようによっては幸いだ。 立派な台所なぞあろうものならば 私は仕事そっちのけでツマミづくりにいそしんでしまうに違いないんだもん。 それにしても人が来てくださるのは面白くありがたい。 よくよく考えればコミュニケーションの会社なのだから もっと早くにこういうことを考えればよかったのだ。 そうそう、ポケット社の新年会もここでやらないと...(さ) Tags:#バー・ランダムハウス
![]() ダンッと音がする。 なにかが窓にぶつかる音がする。 休みの日にパソコンに向かっていると何度も同じ音がする。 見るとヒヨドリが逃げていく。 ははあん、こいつか。 何年か前はメジロもぶつかったがそれっきりだ。 ヒヨドリのように何度も何度もぶつかることはない。 だいたいがそんなにキレイなガラスでもない。 ヒヨドリがいるとメジロは来ないというのが例年のことだった。 メジロやシジュウカラはヒヨドリの留守を狙う。 ところが今年はヒヨドリがいてもそのへんで待機している。 二羽並んでフサザクラあたりの枝に止まっている。 どうもヒヨドリはバカにされているんじゃないかと思う。 今年のヒヨドリの奴はちょっとアホだぜ、なんてことを言われていると思う。 あまりに何度もガラスにぶつかるせいではないかと思う。 写真は先日の雪の日のメジロ(さ) ![]() 冬のまっただなかでも植物というのは地下活動を地道につづけているらしく 時期が来るとちゃんと花を咲かせる(はずだ) 正月から梅花オーレンが咲くのはそういう寒い時期から咲く花だからで 間違っても夏には咲かない。 去年と一昨年と同じ2月21日に節分草の写真を撮っているのは 節分がその時期に咲く花だからだ。 では今年はというと、 年末からつぼみをつけていた狂い咲きの肥後スミレをのぞくと 写真のウグイスカグラが一番乗りをした。 梅花オーレンはどうした? ボロボロになった葉っぱが見えるだけだ。 もしや猫オシッコ攻撃に遭って弱ったのかもしれない。 節分草はまだ影も形もない。 エンゴサクが葉を展開しているが、花までにはまだしばらくかかる。 ウグイスカグラはたいへん地味な木だが 寒い時期に花をつけるので気に入っている。 茶花として使われるが庭ではあまり見かけない。 県によっては絶滅危惧種に指定されているようで このかわいらしい花をつける目立たない木が ひっそりと絶えてくのはちょっとかわいそうな気がする(さ) ![]() 熊本県のお隣がすでにして鹿児島県なのだから 県境に住む人ならわずか1歩で隣県に行くのも不思議ではないが これはフェリーの話だ。 いま西尾まりちゃんが住んでいる、 といっても映画の撮影期間だけの限定居住だが とにかく一軒家に住んでいる熊本県天草市の牛深町は 天草諸島の突端にあってどこからも遠い。 強いていうならば熊本市より長崎市が近い。 その牛深から30分で鹿児島へ行くというので驚いたのだ。 高速船か?うんにゃ、そんなはずはない。 ところがどっこいだった。 牛深のすぐお隣に鹿児島県の出張所のような島があり その島(長島という)までフェリーで30分だったのだ、なるほど。 船のコーヒー150円を飲みながらボ〜っとしていると鹿児島だ。 いや、ボ〜ッとする間もなく鹿児島だ、いや鹿児島の長島だ(まぎらわしい) フェリーに興味を持った人はこちらをどうぞ(さ) 西尾まりの牛深通信:http://www.01-radio.com/tcs/archives/category/ushibuka ![]() ![]() 茶虎の賢猫はよく瞑想していた。 正しくは瞑想しているような顔つきでじっと座っていることがあった。 賢猫は本当に賢い猫だったので瞑想するのも不思議ではなかったが ハエタローもときに瞑想中のような顔つきをするのはなぜだろう。 この顔でなにを考えているのだろう。 ただ単に眠いから目を閉じているだけなのか、 散歩に行こうかどうしようか悩んでいるのか、 あの障子は全部破った方がいいのでは、などとたくらんでいるのか。 猫ちぐらは爪研ぎに具合がいいなあと満足しているのか。 魚としさんのナマリブシはうまいと感動しているのか。 内緒で出入りしている秘密の小部屋がバレなければいいがと わざと素知らぬ顔をしているのか...(とっくにバレとるわっ) どうもそのあたりに謎が多い(さ) ![]() ええもうびっくりですよ。 会社でいろいろ片づけて、あとは家でやろうってんで帰って来たのが もう24時を過ぎていましたが ストーブをつけたら5分で消えるわけですよ。 ガスのファンヒーターです。 どこをどうやっても消えます。 消えていないときは冷気を吹き出しています。 もっとも良い場合でも1分暖気、4分冷気、そして消えます。 これはもはやストーブではありません。 夜中過ぎてるんで寒いです。 5分ごとにスイッチを押し、暖気と冷気を浴びつつ もうこれは仕事にならないったって。 それから数時間...さらに腹が立つことに もう寝ようと思ったいま、ストーブの野郎は勝手に治りました。 どこも触っていません。機嫌を直した理由も定かではありません。 どうもこのところ、朝起きたら自転車が盗まれていたり 盗まれた自転車が発見されていたり 朝起きたら釜の蓋が開いていたり、 メールボックスが空っぽになっていたり、珍妙な事件が相次ぎますが 今月からは「朝起きたら」が「帰宅したら」に変わるのでしょうか。 暖房器具の故障だけは勘弁してもらいたいですが。 上の写真は事件とまったく関係ない芹の胡麻和えです。 昨日食べました(さ) *ストーブは今朝つけたらまた壊れた状態が復元されていました(怒) ![]() 牛深から送っていただいた茎ワカメ(まりちゃんありがと〜)は 牛深の婦人会によると「きんぴらがいちばんおいしい」そうなので びっくりしながらつくってみた。 茎ワカメときんぴらはそれまで私のなかでちっとも結びついていなかった。 私にとってきんぴらといえば ゴボウやレンコン、ウドの皮やセロリの先っぽでつくるものだった。 しかし、茎ワカメのきんぴらはつくってみたらこれがうまい。 やはり地産のものは地元の人のやりかたで食べるのがうまいのだった。 なるほど... ![]() トサカノリのスープもつくってみた。 磯の香りが強い。私は好きだがこれは人によって好き嫌いがありそうだ。 調べて見たらダイエット食品としてかなり優秀らしい。 カロリーがほとんどないし カリウム、カルシウム、マグネシウムをたくさん含んでいる。 上の写真ではわかりにくいが 写真真ん中へんのぼんやりと赤っぽいのがトサカノリ。 一緒に入れたワカメは鳴門ワカメで、これは私の田舎徳島県の名産。 天草灘と鳴門海峡がひとつの鍋で出会っているのがなんだか面白かった(さ) ![]() 天草市牛深町から届いたトサカノリです(まりちゃん、ありがと〜) ほかにもいろいろ届いているのですが これは私にとって初めての「食材」です。 刺身のツマになったりサラダになったりしているのは見ますが 自分でトサカノリを使って料理をすることが初めてのことなのです。 だいたいトサカノリという名前も知りませんでした。 さてこれをどう食べるかなのですが 酢の物やサラダはあまりにつまらないわけです。 だいたいこの寒いのに酢の物はまっぴらごめんですし。 できればあたたかいものをつくりたい。 明日はまず怪しいスープをつくってみることにしました。 薄く切ったタケノコとニンジン、ワカメも入れてみようかしら。 出汁はいつもの昆布と煮干し。味付けは塩と醤油。 最後に胡麻油を入れようかどうしようか。 もしかしてセロリを入れるとうまいかどうか。 なにかもうひとつ欲しいんですけどね、魚介類、というか貝ですかね。 しかし、うまくいくかどうかわからないですから とりあえずは干し貝柱でも入れておきます。 それでですね、今日ときどきトサカノリを睨んでいたら こいつはもしかしてスパゲティにいいのではと思ったんですが どなたか作ったかたはおいでになりませんか、 バター、生クリーム、トサカノリ...プラス「何か」に水菜を散らす感じでしょうか。 プラス「何か」が問題ですね。 やっぱり貝かな〜、アサリとかじゃないやつ(さ) ![]() カレー屋のシメサバがうまい。 カレー屋というよりはカレーバーで酒の種類がいろいろある。 メニューもカレーのみならずたくさんあって カレー屋ならではの工夫もある。 タンドリーチキンは非常にスパイシーで辛い。 フィッシュ&チップスはフィッシュがイワシでこれは辛くない。 イカとセロリの炒めたのも辛くない。 昨夜は7人で集まって、 その7人というのがそれぞれに飲ん兵衛で楽しいのだが さらにこの店の近くに会社があるというだけで 何の罪もない安藤隆さんまで引きずり込んで計8人に勢力を拡大。 カレー以外のメニューにおいてはめぼしいものを食いつくし ついにカレーをツマミに飲む頃にいい加減できあがっていたが それでもこのカレーはたいへんたいへん辛いぞというのは認識できた。 その、私にとっては激辛カレーをひと口食べたおかげで正気にかえり 携帯もメガネもなくさずに帰宅したのが我ながらえらい...と思う(さ) ![]() 写真の雲ですが。巻雲というやつですよね。 いちばん高いところにできる雲です。高度5000から1万5000メートルくらい。 気温はマイナス40℃の世界です。 温度が低いので雲を構成する水分が蒸発しにくく、雲は長く尾を曳いて延びます。 この雲があらわれるときは低気圧の中心から東に離れています。 巻雲が増えるにつれて低気圧は近づいてきます。 まあ低気圧はいいとしてもですよ、 雲というのは水蒸気が冷やされてできるので、水の粒か氷の粒なわけですが 写真の雲は絶対に氷なんですよ、だってマイナス40℃だもん。 地上には雪が凍って残ってるし、空にも氷が浮かんでいるし これで寒くないわけがないです。 本当に寒いですね。 身を切られるほどの寒さとはこのことかと思います。 世田谷のはずれの気温は0℃以下になっています(さ) ![]() 少し昔の話だが、徳島の人と大分の人が結婚することになった。 お互いのご両親が訪ね合うことになり 大分のご両親は徳島へ、徳島のご両親は大分へ行った。 そして、まったく同じ感想を述べたそうだ。 「徳島にも町があったのか!」 「大分にも町があったのか!」 お互いに県庁所在地である町に住んでいたので 町というよりも街があっても何の不思議もないが よくよくきいてみると 大分の人は、徳島には市街地というものがなく 浜辺で住民が総出でエンヤコラと地引き網を曳いていると思っていたらしい。 徳島の人は、やはり大分には市街地がなく 住民はボコボコと湧き出る温泉やシュワシュワと噴き上げる間欠泉につかって チョイナチョイナと気楽にやっていると思っていたようだった。 だいたいが大分県の県庁所在地は別府ではないので これは先入観念の土台からして間違いだが、 まあ思い込みというのはこういうものだろう。 この極端な例からわかるように、 我々は知らない町に勝手なイメージを抱いてしまう傾向にあるが そのかわりにその町の実際を知るチャンスに恵まれたときは 抱いていたイメージが強化されることになっても 逆にイメージと真逆な事実が判明することになっても いずれにしろ非常に興味深く面白いことに間違いはない。 そんな町の名前すら知らなかったのに 居心地の良さそうな風景が浮かび上がったときはなおさらインパクトが大きい。 私の場合はこのところ西尾まりちゃんから送られて来る写真で 熊本県天草市牛深町というものを知ることになり 面白くて興味の尽きない状態にある。 上の写真は猫のいる魚屋を撮影しているのだが 「生うに・甘塩うに」の赤い字と一緒に 「すべて地物 牛深魚市場で水揚げされたものです」と書いてある。 その「地物の魚」というのがアジ、サバ、キビナゴにヒラメなどは あたりまえ過ぎるので置いといて まず伊勢エビ、アワビ、真鯛、真蛸、ミズイカ、ハモ。 そうそう、トラフグもあった。 珍しいものではウチワ海老、トンビ貝、亀の手、クロクチ(ムール貝に似ている) なんだかこういう魚介の名前を目にするだけで 牛深に行って家に1ヶ月ほど住みたくなっている(しっかりした台所が欲しい) 写真の魚屋へ行って魚を買いたい。 フグや鯛はまあいいとしても亀の手は島根でしか食べたことがない。 こういうものを食べてみたい。時期ならハモもいいな〜。 脂が乗り過ぎていないのが好みだな〜。 仕事で行っているとはいえ まりちゃんがちょっとうらやましいのであった(さ) 西尾まりちゃんの牛深通信:http://www.01-radio.com/tcs/archives/category/ushibuka ![]() 秘湯会発祥の地は奥鬼怒温泉の加仁湯だそうだが 地元のホームグラウンドは写真の銭湯だった。 井戸水を湧かしたお湯で、サウナと水風呂つき。 2階に休息室があるが、いわゆるスーパー銭湯ではない普通の銭湯だ。 その証拠にどこもかしこも狭い。 その狭い脱衣場や湯船に柔道の選手団が入って来ることがある。 そのなかには金メダリストもいる。 なぜここへ...さっぱりわからないが、とにかく来る。 この銭湯の常連は仲良しで飲み会や花見会などが催されていた。 催しの後はもちろん風呂に入るわけで なかにはぐでんぐでんでお湯につかって洗い場で寝てしまう人もいたと聞く。 それが昨日の1月31日を持って店じまいすることになった。 銭湯としての経営は成り立っていたのだが このあたりの土地をいくぶんか持っていて どうやらそのあたりの経営がうまくいかず...というようなことらしかった。 世田谷の地主はだいぶ以前からえらいことになっている。 景気のいいときに調子のいい口車に乗ってしまったのか 欲深なことを考えてしまったのかは知らないが 口車に乗っていなくても相続問題が発生する。 昔この銭湯に通っていたという客が、どこからきいたのか この最後の日には銀座から駆けつけてくれたりもしたらしい。 秘湯会の会長&副会長も最後の日のお湯に入ったそうだ(さ) ![]() ところで西尾まりちゃんの牛深暮らしがあまりに面白いので Tokyo Copywriters' Street のHPに 「西尾まりの牛深通信」をつくりました。 http://www.01-radio.com/tcs/archives/category/ushibuka 今日もたくさん写真が届いています。 上の写真は昼ご飯を食いっぱぐれた女優さんのために スタッフが支援事務所から持ってきてくれた鯖寿司。 こんなものがひょいっと出てくるところが凄い。 人が少なくてうまいもんがあり余っているのかしらん... 地域映画ということでふと思い出したのが10年以上も前に見た「白い船」だった。 これは島根県平田市出身の錦織良成監督の島根三部作の1本めで 映画を見ない私がこれを知っているのは当時島根県の仕事をしていたからだ。 この映画は島根半島(宍道湖の北)にある塩津という漁村が舞台だ。 小さな漁村で防波堤の先端に赤い灯台がひとつある。 緑の山が海に落ち込むような地形で平らな土地がほとんどなく 家々はすぐそこの山にしがみつくように建っている。 階段と坂道の村である。 魚をもらっているのか、港付近にはやたらと猫が多い。 いろんな模様の猫がいる。 ![]() 山の道路を走っていたバスが この村へ降りる坂道にかかる少し手前の停留所から山道を少し歩くと 塩津小学校がある。 そこは漁村の家並みよりも高い場所にあって校舎の窓から海が見渡せる。 全校生徒の数は20人にも満たず、白塗りの校舎もブランコも鉄棒も みんないじらしいほど小さくてかわいらしい。 この小学校の生徒が授業中に窓から海を見て はるか地平線に白い動くものを見つけたのだ。 いつも2時間めの終わりに見えるそれは定期航路の船らしいということになった。 望遠鏡で見るとますますハッキリとわかった。 九越フェリーのレインボーラブという巨大なフェリーだった。 子供たちはレインボーラブの船長宛に手紙を書き ここから船と子供たちの交流がはじまる。 ![]() これは実話であり映画のストーリーでもあって こういう話だからスリルもサスペンスもなく、恋愛沙汰もなく 憎しみもなく争いもない。 誰もグレたりしないし子供たちのケンカすらない。 悪人がいない。偉人もいない。かくべつ善人もいない。たいした事件もない。 しかし、なんだか気持のいい映画だった。 なんにも起こらないのになんであんなに気持いいんでしょうねえ、と 見たもの同士で話をした。 子供たちの話だけでは足りないと思ったのか 新任の若い女教師の悩みなどがストーリーに混ざるのが邪魔だが まあそのくらいは勘弁してやってもいいぞよと思うくらいだった。 映画の世界を実際のこの村の等身大のように見せるのが上手なんだろうなと思った。 映画からしばらくして、このかわいらしい塩津小学校に取材に行った。 なにしろ「白い船」を見てしまっているので何を見ても映画に結びつく。 緑の山の中腹にちょっとだけ平地をつくってもらって 狭い運動場の向こうに白い小さな校舎がうずくまっている姿を見て 古いけれど大事にされているような教室や講堂を見て 意味もなく涙ぐみそうになっているところに 課外授業で山に行っていた子供たちが戻って来た。 男の子がひとり、ただ「はい」といって摘んだばかりの野いちごを私にくれた。 私はどういうわけか人からものをもらってしまうことが多いのだが このときばかりは、ああ、もうダメだ、と思った。 ここに住みたい、それがダメならまた来たいと心底思った。 地域映画はたぶんそういうことが大事なんだろうといまになって思う(さ) 映画「白い船」エンディングだけ下のyoutubeで見られます。 全編はニコニコ動画(上)で10分×11本でアップされていますが冒頭が3分切れています。 ![]() 西尾まりちゃんは今朝6時40分のヒコーキで福岡に飛び そこから天草航空のヒコーキで天草空港に飛び 無事に熊本県天草市牛深町へ到着して一軒家の主になった(撮影期間の1ヶ月のみ) その一軒家には写真で見る通り冷蔵庫がある。 外観を見ると私の家より大きく、広そうだった。 暖房はこたつと石油ファンヒーター。ガスはプロパンだ。 ラジオはNHKのFMと民放が1局入る。 急遽導入したテレビはいまのところNHKの教育しか映らない。 お昼は婦人会の炊き出しで親子丼と味噌汁。 夕食は「あまくさ映画製作支援の会事務局」の隣の竹内食堂で食べたらしい。 買い物は本日入居した家の近くの「中村さんち」でサランラップと石鹸箱。 その「中村さんち」は午前5時半に開店し、閉店は「夜」だそうだ。 滞在するのが一軒家ということは小さな引っ越しであり 掃除機まで詰め込んで6箱送った大きな荷物の開梱がどこまで進んだか どこまで片付いたかわからないが 明日はもう撮影があるので5時半起きに備えて早寝をするとメールが来た。 ![]() 西尾まりちゃんがこれから撮影に入る映画は 「ワッゲンオッゲン」という映画だ。 その意味は「おまえの家、おれの家」で、なにするんじゃワレの「ワレ」が「ワッ」で 俺が「オッ」なのだろうと思う。 この映画は過疎化が進む天草の地域活性化を目的に作られる映画で まりちゃんはこういう事情にはまるタイプだ。 要するに親身になり夢中になってしまうのだ。 このキャスティングをした「あまくさ映画プロジェクト」はえらい。 「あまくさ映画製作支援の会」もえらい。 あななたちが牛深に呼んだ西尾まりちゃんは 天草行きのヒコーキに乗る前から天草PRの使命感に燃えてましたよ。 ![]() さて私はといえば、googleのマップで牛深町を俯瞰し ストリートビューで街並を眺め 支援の会事務局の位置を確認し、意味もなく土産もの屋を確認し スーパーとコンビニの場所を調べ さらに事務局からほど近い「うしぶか海彩館」で獲れたての魚介市場があることを調べ 水産加工品も買えることを調べ、レストランのメニューまで研究し さらに今朝水揚げしたばかりの魚貝でバーベキューもできることを調べ上げた。 (なりゆきでパチンコ屋や電気工事店の場所までわかってしまった) 海彩館に実際に行って食べた人のブログを拝見するに 高級なアカイカなんぞをまるごと一パイ焼いており サザエも焼いており、トンビ貝という見知らぬ貝も焼いており ホイルにくるまれた野菜田楽も焼いて、それから鯵に似た魚も焼いて なにやらとてもうまそうだった。 ![]() そうそう、牛深には温泉もいくつかあるので そのうち撮影がない日があったら、まりちゃんから温泉の写真や 遊覧船の写真が送られてくるかもしれない。 そういえば私は海彩館とおぼしき記事で伊勢エビの写真も目撃したが とにかく海産物がやたらうまそうだった。 こういう町に仕事じゃなく行って早寝早起きしてうまい魚を食っていたら ずいぶん健康になるだろうなと思う。 ![]() あと4時間もすればまりちゃんは起きて撮影に向う。 寒そうだけど、がんばって(さ) ![]() *航空機マニアの岩井くんからこんなコメントが... 天草エアラインのヒコーキってそんなに貴重なものだったんですね。 (故障すると代替がないというのがすごい) この飛行機、正式にはボンバルディアDHC-8-100というのですが、 天草エアラインの唯一の飛行機です。つまりこれが故障すると全面運休になります。 で、この世界に一機しかない天草のボンバルディアの模型を、有名なあのウー君が... ![]() このところ世田谷のはずれの区民が集まると雪の話題になる。 昨夜ももと住んでいた家の大家の息子タカユキ(37歳)としゃべっていたら やっぱり雪の話題になった。 なんでこんなに雪が溶けないんだろう。歩いても滑る、自転車も滑る。 昼間少しづつは溶けているらしいが、溶けた雪がまたその場で凍るから 溶ける前よりも凶暴に危ない。 私がいま住んでいるところは駅から徒歩15分くらいだが タカユキの住まいは以前私が住んでいた長屋で駅から25分くらいはかかる。 奥地のさらに奥地といえる場所だ。 長年住んでいたからわかるのだが冬はかなり寒い。 地域としても寒いし長屋そのものが住居としても寒い。 しかもある季節になると白蟻が大挙して家屋に侵入し 風呂と洗面所の壁が真っ黒になる。 洗面所の白蟻は掃除機で吸引し、風呂場のはシャワーで流すのだが いくら排除しても翌日にはまた出ている。 台所の床が抜けているのもたぶん白蟻のせいだろうし 風呂の扉の敷居がボロボロになっていたのも白蟻のせいだ。 (敷居はさすがにこちらで新しくした) 思えばそんな住居に私は10年も住んでいたのだし、タカユキはいま現在住んでいる。 えらいことだ。ただタカユキの有利な点は 私はそんな家にけっこう高い家賃を払っていたが 大家の息子であるタカユキは家賃を払わずに住んでいるということだろうと思う。 しかし家賃を払おうが払うまいが白蟻は平等に攻撃を仕掛けて来る。 雪も平等に積もり、平等に消え残り、平等に寒い。 いま玄関に出て雪の写真を撮った。 玄関から見える範囲でいちばん雪が残っているのが写真の場所で、 これはお隣さんだが、これはいっぺん雪をどかした後に屋根の雪が落ちたのだ。 私も雪が降った朝にお隣さんの前の雪は一部溶かしておいたのだが 夜になって帰宅したときはあらたなる雪に埋もれていた。 お隣さんの家はスウェーデンハウスだそうで なにしろ北欧生まれだから屋根の雪をイッキに溶かして落とす工法が 実施されているのかもしれない。 でもって、我が家の前の雪はもう溶けたのかというと とんでもない、まだまだ残っている。 家のなかは冷蔵庫にビールを入れなくても冷えるほど寒い(さ) ![]() 日々寒いですが、どうも上の写真のように未だに残っている雪の奴らが 世田谷のはずれの気温を下げているような気がします。 今夜帰宅するときに見たら写真どころではない雪が残っている道があって そこを通らずとも家に帰れる我が身を祝福したような次第です。 日の当たらない場所は溶けないです。 明日もきっと残っていることでしょう。 ところで、まったく雪とは関係ないですが 下のyoutubeはアンゲロプロス監督の「アレクサンダー大王」の出だしです。 いえいえ、正確にはオープニングから30分めくらいのところです。 まず語り部みたいなのが出てきてアレクサンダー大王の伝説をひと節語って それからアレクサンダー大王と称する犯人(義賊の首領らしい)の脱獄シーンになって 貴族のパーティーのシーンがあって、 その貴族らがよせばいいのに20世紀最初の日の出を拝みに行こうというので 海の見える岬みたいなところに繰り出して そこに脱獄犯アレクサンダー大王があらわれて一網打尽に貴族を誘拐するわけです。 太陽を背に黒マントで白馬に乗って素晴らしい登場です。 ここからやっと本筋のはじまりになるわけです。 前置き30分は長いです。しかも貴族の衣装がどうも寒そうです。 そんな白いドレスで大丈夫なんでしょうか。 登山用の肌着を何枚か重ねておいででしょうか。 いや、20世紀初頭にそんなものなどあるはずもなくいかにも寒そうです。 この映画の舞台になっているギリシャの寒村と世田谷のはずれとでは どっちが寒いのだろう。 そんなことを考えてしまいました(さ) ![]() 鹿殺しという名の劇団の芝居のチケットを その劇団のHPから申し込んで勝手に取って 出演中の高田聖子ちゃんに26日行きますよ〜とメールを書いたら 「ひえ〜」というような返事が来た。 その日は終演後に他の予定が入っているそうで まあ一緒にご飯食べるのはいつでもできるのでお気遣いなくというようなことで 芝居が終わってそのまま帰ろうとしたら、出口で劇団新感線の柴原女史に会った。 うわ〜、久しぶり。ご飯だ酒だ。 女史はクルマだったがむりやり新宿の店に連れて行ってもらった。 私は新宿をほとんど知らないが、女史はうまい店ならどこでも知っている。 2時間ほどお茶でつきあっていただいた。 ちょっと芝居の話をした。 最初の話題はやはり新感線から客演している役者のことで まずは、いついかなるときでも真摯に芝居に立ち向かう高田聖子ちゃんの姿勢を称え 横幅をものともせずに動く村木仁さんを称えた。 私はすっかり芝居を見なくなっているし もともと芝居そのものが好きなのではなく「好きな芝居」が好きなだけなので 本当にあれこれ言う資格はまったくないのだが とはいえ見てしまうとあれこれ言いたがるところが我ながら困る。 ![]() 今回の芝居に限ったことではないのだが 同じテンポでさくさくと進行する芝居はどうもカタルシスに欠ける。 もうちょいそぎ落としてじっくり見せるところをつくれないものかと ときどき思うことがある。 アンサンブルも悪い。 舞台の役者全員一致の呼吸で客席を支配するというような芸当には 近ごろとんとお目にかかれない。 そんなこんな文句をたれながら ではこの芝居はあかんのかと言われると、まあそうでもない。 そこがたいへん困る。 困りながら思い返してみると 舞台でいいなと目についた役者は客演ばかりというのがさらに困る。 (高田聖子・廣川三憲・村木仁・谷山知宏) では、この劇団の役者はみんなあかんのかと言われると そうでもないのがいるかもな〜というのがもっと困る。 いろいろ困りながら、しかし新宿で飲んだ焼酎ソーダ割りはうまかった(さ) 私は映画が嫌いだ。そう広言してはばからないのだが アンゲロプロスの死はショックだった。 しかも私は映画が嫌いと言っているわりに 面倒くさい映画を好んで見ているではないかと人に言われた。 アンゲロプロスは面倒くさい映画の最右翼にいる。 面倒くさい映画といって悪ければ長い映画と言い換えてもかまわない。 とにかく体力と知力を招集しなければ見られない映画ではあった。 そのくせ異常に美しいのだ。 アルバニアの情勢とか難民とかクルド人とかバルカン半島の情勢とか 私はほとんど知ってはいないが、 そのたいへんフクザツな情勢を描く...ではなく フクザツな情勢の渦中にいる人々を描く映画の映像が これほどまでに詩情にあふれて美しいことにそれこそフクザツな思いがする。 なんじゃ、このキレイな映画は...ううう、しかし長い。 異常に美しいが異常に長い。 しかも1カットが長い。どこで繋いでいるんだ、つないでいないのか? つないでないよ、これは。カメラがまわりこんでるよ。 なんなんだ〜、やだなあ〜 あっ、こんどは遠ざかっているじゃないの。 私が瞬きしている間に編集点が過ぎたのではなかろうね。 ぎゃ〜、今度はカメラが上がっていきますよぉ〜 ええっと、クレーンが右に動いて上がる... もうそんなこと考えるのやめようよ、ただでさえ面倒なんだから。 なにしろストーリーは面倒くさいし、映像はキレイだし長いし アンゲロプロスの映画は本当に困った映画だった。 「アレクサンダー大王」なんぞはいまだにさっぱりわからない。 脱獄した犯人らが貴族を人質にして根城らしき村へ帰るのだが その村が寒村で共産主義のコミューンで そうそう、その犯人の親分がアレクサンダー大王と呼ばれているくせに 村では次第に揉めごとが起こり...確かこんなことだったと思うがよくわからない。 大王なんだからちゃんと面倒のないように統治してもらいたい。 そうこうしている間にもその寒村の風景がキレイで いや、寒村どころか映画がはじまったばかりの日の出のシーンが いきなりキレイでびっくりしたのだ。 キレイだったけど全部見たら4時間だった。これもびっくりした。 こんな映画を撮るのだから、さぞかし鬱陶しい監督に違いないと思ってはいたけれど 目の前に本体が具現して私にああしろこうしろという心配は皆無だったので 遠い異国でせっせと鬱陶しく映画をつくっていただくのは大歓迎だったのだ。 しかもあれだけ鬱陶しく巨匠なのだから死にはしないと油断をしていた。 何の根拠もないが、不死身だと思い込んでいたので バイクにはねられてあっけなく死んでしまったことが信じられない。 誰かと交換していただけないものか。無理だろうな〜。 なんだか私はアンゲロプロスはけっこう見ているような気がする。 なんで見てるんだろう。理由はわからないが見ている。 しかもDVDを持っている。 どうして見ているのかは定かではないが、 なぜDVDを持っているのかはわかっている。 映画館へ行くのが面倒だからというのが第一の理由だし その映画館でも滅多に上映しないというのも理由のひとつだが 映画館で見ると私は必ず寝ると思うのだ。 なのになぜ見たいのか、好きなのか、これが自分でも謎だ。 ああ、今日は動揺して我ながらとりとめのないことを書いている(さ) 上の動画「こうのとりたちづさんで」の川を隔てた結婚式のシーン。 下は「霧の中の風景」の霧のないシーン ![]() 雪というものが決してキライではないが 朝7時過ぎに起き出して外を見たら、それはすでにして雪というより氷だった。 凍りついた雪は始末が悪い。歩くと滑る。重いので木が撓む。 このあたりでこれだけ積もると夜までに溶けることはない。 家の前は坂道になっており、駅方面に向かうときは登り坂だが帰りは下りだ。 夜になって帰宅途中の人が我が家の前で転んだのでは申し訳がない。 少し気温が上がって凍りついた雪がゆるんだら溶かしやすいだろう。 今日はこれといった仕事もないので長期戦で雪溶かしにかかった。 雪が雪の状態ならばまず雪掻きをして、 道にひっついて残った雪をお湯か水で溶かしてキレイにするのだが 今朝の雪は総力を挙げて道にへばりついて凍っており 固くてスコップの歯が立たない。 そこで、9時半まで待ってまずホースを道路側に出して水を流してみた。 雪国では地下水を汲み上げて道路に流し、雪を溶かしているので まずはその真似をしてみたのだったが、どうも溶けない。 こんなことをしていては日が暮れると思ってバケツでお湯を運んだ。 上の写真が熱湯前、下がお湯運びを20分ほど続けた後の写真。 寒いせいかバケツになかなかお湯はたまらないし バケツ一杯のお湯で溶ける雪はたいした量ではない。 浮き上がった雪(というか氷)を手でどかすと痺れるほど冷たい。 ![]() とりあえず人がひとり歩ける細道だけでもつくりたかったのだが あまりに効率が悪いのでさらに気温が上がるのを待つことにした。 しばらくするとあちこちで雪掻きのスコップの音が聞こえてきた。 カンカンカン、ジャリジャリジャリ。 雪をすくっている、というより氷を割っている。 本当にこのあたりの雪の始末は厄介だ。 お昼前にもう一度雪溶かしにとりかかった。 さっきよりは効率がいいような気がした。 私の労働はもっぱらバケツでお湯を運ぶことだったが 会社へ行ったらなぜか膝が痛かった。 19時ちょっと前のニュースでは 今日は首都圏で500人くらいの人が転んで怪我をしたと言っていたが 19時9分のネットのニュースでは662人に増えていた(さ) ![]() 2時間余りの芝居を見て、劇場を出たら雪が降っていた。 降っていたのみならず大いに積もっていた。 ななななんなんだ、これは。 コトバの鈴木さんとDASHの勝俣さんとツルツル滑る道を歩いた。 何か食べなくちゃ。 でもね、鈴木さん。このあたりは飲み屋もあるけどラブホテルなんかもあって 私が井の頭公園に住んでいたころでさえこちら方面には近づいたことなかったのよ、 (そういう場所になぜ劇場があるんだ?) だからね、ちょっと歩くけどハモニカ横丁まで行きましょう。 そう説得してともかく歩いた。 歩いて本当にハモニカ横丁まで行ってビアホールに入った。 男子がいればビニール囲いの屋台に毛の生えたような店に行きたかったが 今回は女子三人なのでおとなしく立派な建物の店に入ったのだ。 おかげで広々とゆったりしていたな、うん。 ビールを飲み、焼酎の生姜ソーダを飲み、お湯割りを飲む間にも 雪は降っていた。休みなく降っていた。 2時間余り飲んで帰る段になって、 駅まで行ったものの、電車の時間には間に合ったものの どうもこの雪でまともに動いているかがこころもとなかったので 結局タクシーに乗った。 雪の井の頭公園を久しぶりに眺めながら帰った。 昨夜の芝居はこれ。 浅草版くるみ割り人形:http://www.project-nyx.com/pinfo/ 寺山修司の作なのでセリフがよかったです。 毬谷友子さんのネズミ女王もよかったな〜(さ) ![]() 今月の末から西尾まりちゃんが映画のロケに行く。 熊本県天草市牛深町というところで ホテルはないが空き家はあるということで1軒家に住む。 (ホテルに旅館、民宿もあると後に判明。http://www.haiya.info/) 1ヶ月の長いロケなので、まりちゃんは長男を連れて行く。 幸いに保育園はあって、入れてもらえることになった。 ロケ地では地デジなし、ワンセグなし、イーモバイルなし。 映画のスタッフもパソコンが使えないので弱っているらしい。 映画のタイトルは「ワッゲンオッゲン」ときいたのでさっそく検索してみたら 熱気あふれるホームページが見つかった。 なにしろ表紙にいきなり「エキストラ1000人募集」という文字が見える。 天草が総力を挙げて支援、というより製作する映画のようだ。 いわゆる地域映画というジャンルに属し その地域をPRし、地域の活性化につなげようという大事な使命を持っている。 主演は大竹しのぶとブラザートム(夫婦という設定) この人たちも一軒家に住むそうだ。 いや、誰も彼も一軒家だ。ホテルないのだし。 ![]() 牛深の写真もさがしてみた。 海がキレイ。建物も人も写っていない海だけの写真だと 沖縄の写真だよと誰かを騙せそうだ。 海水浴場は3つあって、大河ドラマの「武蔵」の巌流島ロケ地にもなった。 人工的な建造物が写りこまない浜辺ということだろう。 このあたりの海にはイルカもいるそうだから 遊覧船に乗れば見られるかもしれない。 そうそう、言い忘れていたけれど、天草諸島の島のひとつの いちばん突端のはずれに牛深という町はある。 カラスミを産する。塩ウニも製造元がある。かまぼこ屋は5軒もある。 天草灘の塩、ちりめんじゃこ、アジの開き、サバの一夜干し、 ワカメ、メカブなど名産はすべて海産物。塩干物の製造元は4軒あった。 突端であろうが僻地であろうが海産物がうまいのはありがたい(私にとっては) ![]() あと1週間くらいでまりちゃんは行ってしまうのだが いま荷造りの真っ最中だそうだ。 ホテルなら当然あるものが何もない。家と布団しかないのだからタイヘンだ。 当座の食料のみならずドライヤーや掃除機まで詰めているとメールが来た。 タオル、石鹸、シャンプー、そういえば食器はあるのか? 塩に味噌に醤油、各種調味料も必要だろうし、 考えれば考えるほど荷物が増えそうだ。 しかもまりちゃんは牛深の祭のハイヤ踊りも練習しなくてはと言ってるし。 あ、写真はすべて天草市牛深です(さ) あまくさ映画プロジェクト:http://amakusa-movie.com/index.html ワッゲンオッゲンfacebook:http://ja-jp.facebook.com/waggenoggen ワッゲンオッゲンTwitter:https://twitter.com/#!/waggenoggenn ![]() ![]() 京王線の座席にクシが落ちていた。 ここに載せるためにさきほど写真を書き出したのだが 名前をつけるのもバカバカしいくらいのものだった。 しかもえらそうに「kushi」だ。おまえなんか「kusi」でいいと思ったが ひとまずは「kushi」にしといてやった。 それにしても誰が落としたのだろう。 ズボンのポケットからではなさそうだ。 男子ならもうちょい黒っぽい櫛を持つだろう。 あのケースに入ったお定まりのやつ。 近ごろは車内で化粧をする女子を見かけるが、この櫛は車内化粧の名残だろうか。 それにしても髪くらい家でとかしてきてもいいはずだ。 どうにも気になって1枚写真を撮ってしまった私も いいかげん物好きだと思う(さ) ![]() 昨夜は会社を出たら雨が降っていた。 置き傘はなく下のコンビニもとっくに閉まっている。 すでに家まで帰れる電車はなく、タクシーの窓についた雨粒を眺め その水滴を越しに街の灯りを眺めながら帰った。 今朝起きたらハエタローが破った障子の穴から雪が見えた。 かなり大きな牡丹雪だった。庭がうっすらと白い。 ハエタローが前足を振りながら(イヤだイヤだというジェスチャー)窓に近づき また前足を振りながら引き返してくる。 窓を開けたらいっぺんぴょんと出て速攻でまわれ右して戻ってきた。 去年の12月9日に雨まじりの雪を見て以来、空から水分が降るのを見ていない。 土はカラカラで天気予報を聞くたびに乾燥注意報が出ていた。 先週、京都へ行ったときに新幹線の窓から見た富士山も黒かった。 冬に雪のない富士山も異なものだったし 毎年この季節になると雪に埋もれている関ヶ原のあたりも雪がなく 畑には麦らしきものが青々としていた。 どうも日本中(少なくとも太平洋側は)水分不足ではないかと案じていたので 雪にしろ雨にしろ天から水を恵まれるのはありがたい...のだが 明日の土曜日はTokyo Copywriters' Street の収録だったりするので どのくらい積もるのか、電車に影響はないのか、そのあたりがどうも心配だ。 だいたい収録中は暖房を消すので極寒の収録になるやもしれず なにか部屋をあたためるいい方法はないものかしら(さ) ![]() 先週の金曜日、京都駅にいた。 夕方の打ち合わせの時間に間に合うように切符は買ってあった。 少し早めに改札を通って駅弁でもさがそうかとうろうろしていたら 「おでんうどん」を発見したのだった。 サンプルを見ると「おでん」と「うどん」が土鍋で一体になっていた。 基本の出汁は同じようなものだが、味の濃さが違うはずだ。 まず土鍋でうどんを煮てから味のしみたおでんを乗せるのだろうか。 でもって、うどんが入って1200円でご飯セットが1000円というのはなぜだろうか。 おでん単体が750円と書いてあることから計算するに ご飯とお新香のセットが250円、うどんはさらに200円高い450円になる。 このあたりの計算が謎だ。うどんが高いような気がする。 それにしても「おでん」と「うどん」を食べたい人がいるのはわかる。 「おでん」と「うどん」という水分の多いものの組み合わせを 頼みにくいのもよくわかる。 だからといって「おでんうどん」、されど「おでんうどん」 これを考案した人はルールを飛び越える勇気ある人か 無法のうちに育った人か、 よくぞやってくれましたと讃えればいいのか、 こりゃないだろうとしかめ面をすればいいのか、ちょっとリアクションに困る(さ) ![]() 昨日、ポケット社長に 「猫の記事がないとどっちかの猫が病気かと思ってしまう」と言われたので ハエタローの近況でも書こうかと思います。 年末に張り替えた障子を着々と破っています。 すでに張り替える前の状態に戻ってしまいました。 たいへん悲しいです。 膝に乗りたがるようになりました。 私の膝は狭くて窮屈ですが、むりやり乗ってきます。 お互いの体勢が噛み合わないときは 後ろ足は床におろした状態で、それでも乗りたいらしいです。 外へ行く時間が短くなりました。 このところ寒いせいだと思います。 飼い主が家にいるときは一日に何度も散歩に出ますが 早々に帰ってきます。 帰ってきて猫トイレでしゃがんでいるのを見ると ああ本当にこの猫は飼い猫だったんだと実感します。 青空トイレが気持ちいいはずなのですが どうも猫砂でする習性が身についているようなのです。 外を歩くときのハエタローは踊るような足取りでステップしています。 年末に注射したステロイドが今週中には切れるはずなので また行かねばなりません。 この寒さだと自転車の荷台は気の毒かなと思っています。 家で暮らすようになってからケンカをせず怪我もなく そっちのストレスがないせいでしょうか、 ステロイドは薬効通り3週間持つようになりました。 不調のときは2週間持たないこともあったので、これはいい兆候と思います。 怪我の傷はすべて回復していますが 傷跡が引き攣れて固くなっているために 点滴の針を刺せる場所がきわめて少なくなっていることを獣医に指摘されました。 さて、もう一匹の猫黒兵衛は相も変わらず黒い物体として存在し ご飯の催促とご飯を食べること以外は目立った動きも少なく 二階の電気座布団でうつらうつらと過ごしています。 これ以上ないほど平和な猫ではあります。 二匹ともいまのところ強い不満はないようです(さ) ![]() 寒風にスミレが咲いた。肥後スミレという種類で白い花を咲かせる。 決して冬に咲く花ではないのだが、 何を間違ったか12月から蕾をつけていた。 蕾をつけたものの寒いのでなかなか咲くことができず しかし蕾をつけたからには咲かねばならず...という気の毒なことになってしまって ついにこのお天気の悪い寒さの中で咲いたのだ。 スミレは万葉集に「須美礼」という文字で登場する。 この時代の文字はいわゆる当て字だ。 日本語にはもともとオリジナルな文字はなく 日本語の表記には中国の漢字の音を拝借して使っていたので 万葉仮名で表記されたスミレの歌はたとえばこのようになる。 茅花拔 淺茅之原乃 都保須美礼 今盛有 吾戀苦波 31の音を20文字で表記するこの歌を読み下すと下記のようになる。 つばな抜く 浅茅が原の つぼスミレ いま盛りなり わが恋ふらくは ついでに書いておくと作者は大伴家持の従姉妹であり やがて正妻になった坂上大嬢のお姉ちゃん大伴田村大嬢で 大伴田村大嬢は坂上大嬢にこの歌を送っており たいへん勝手に解釈させていただくと 「あんたは家持くんとつきあっているようだけど 私だって恋のまっただ中にいるのよね」 というようなことではないかと思う。 万葉集にスミレの歌は四首しかない。 そして四首とも「須美礼」と表記されている。 たとえば椿は「椿」「海石榴」「都婆伎」「都婆吉」などの表記があり 桜も「櫻」の他に「佐久良」などがあったと思うのだが スミレは詠んだ人が少なかったので全員右へ倣えで須美礼になったのか 何か他の理由があるのか、そのあたりがよくわからない。 まあとにかく、日本の文字が確率されるはるか昔から 野にはスミレが咲いていたことは間違いがないようだ。 ああ、朝っぱらからややこしいことを書いてしまった(さ)
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